
よく受講を検討中の方から 「オンラインだけの講座で大丈夫なのかしら?実際の国家試験はオンラインではない、と聞いていますが・・・」という質問を受けます。
結論から申し上げますと、それに対しては「大丈夫です!」とお答えしています。
いくつか理由をあげたいと思います。
国家試験でもっとも重視されるのは、キャリアコンサルタントとしての基本的な態度です。
弊校では、その基本を「言葉の繰り返し(言語追跡)」「質問の仕方(開かれた質問)」「声のトーン」などいくつかの要素に分解して、詳しく講座のなかで説明し、身につけて頂けるようにしていますが、そのほとんどは、Zoomなどのオンラインを通じても、十分に練習ができ、習得してもらえるものです。
例えば「言葉の繰り返し(言語追跡)」。 これは著名なカウンセリング学者であるアレン・E・アイビイという人が「マイクロカウンセリング技能の階層表」のなかでも、もっとも基本となる「かかわり行動」の一つにあげているもので、具体的に言えば、クライエント(来談者、相談にきた人)が語ってくれた内容を「繰り返す」という技法です。 そうすることによって、「あなたの話をしっかりと受け止めましたよ(受容しました)」ということがお相手に伝わるという効能があるので、キャリアコンサルタントやカウンセラーは必ず身に付けるべき技法です。
この技法は、オンラインで練習することで、しっかりと習得できます。もちろんリアル(オフライン)でも習得できますが、むしろオンラインで練習した方が、キャリアコンサルタント(カウンセラー)が、その発する言葉により集中して意識を向けられる、という意味において、習得効果が高いくらいです。
同様のことは、「質問の仕方(開かれた質問)」や「声のトーン」など、他のカウンセリングの重要な要素(技法)についても言えることです。原則として、そのような言葉をキャリアコンサルタント側が発するか、ということが、国家試験でも問題とされるわけですので、その点については、オンラインで練習を十分に積める、と言えるわけです。
それでも、まだ、オンラインはどうなんだろう、と思う方には、次回のコラムで、「とはいいつつ弊校では、リアルでの受験対策講座も設けています!」という話をさせていただきたいと思っています。
執筆者:柴田郁夫
(一般社団法人地域連携プラットフォーム代表理事、1級キャリアコンサルティング技能士)
