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演習内容

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【演習内容】

会議等を活性化する「ファシリテーター」となるための演習を行います。
例えば、以下のような形のものとなります。

==演習(例)==

●2つのグループに分かれ、1つのグループは会議を行い、もう1つのグループは、それを観察します。
(参加人数が少なく1グループしかできない場合には、ビデオで撮影し、後にそれを全員で見て、自分たち自身を観察して頂きます。)

●観察の観点は、「グループ・プロセス」にあります。コミュニケーション/意思決定/雰囲気/ノーム/役割/目標/時間管理・・・など今までに学んだ点を観察してください。

●もっと奥の「情動」まで読み解く方がいても大歓迎です。

●会議チームの会議内容、そのテーマを決める事から会議を始めてください。(何をテーマとするか、から会議です)15分間

●会議終了後、観察チームから、何が観察できたかの発表をしてもらいます。約10~15分。その後、役割を交換します。

●その後、各自、自身の態度や行動を振り返って気づいた事を、2人ペアになって、シェアしてください。(各5分×2人)

==「観察」の観点==

★「グループ内コミュニケーション」についての観察手法

・誰がよく話すか
・誰の方を向いて話すか
・誰が誰の後に話すか
・誰が誰の発言をサポートしているか
・誰が誰の発言に口を挟むか
・各メンバーの発言の仕方=コミュニケーションのスタイルは?(主張的、疑問形、声の調子、ジェスチャーなど)
・コミュニケーションの深さはどのくらいか?

★「グループ内での意思決定の仕方」についての観察の観点

・反応がない(ex.リーダーがこう決めようと言っても特に反応がない)
・自己権威化(自説への同意を隣人などに求め、意思決定にもっていく)
・少数派による決定(少数だが、強引に決定されたことにしてしまう)
・多数決[採択や投票] (そこに至る迄のプロセスでも問題が浮き彫りになる)
・話し合いによる合意[コンセンサス] による決定

★「情動の問題」についても意識をもち、留意することが大事

・アイデンティティ(このグループのアイデンティティは何か、また参加者個々のアイデンティティは何か)
・グループの目標と個人の欲求(それらは整合性がとれて調和しているか?)
・勢力/統制/影響力(いわゆる「派閥」などの問題はここにある)
・親密さ(グループの成員は、仕事抜きで、真の意味で仲がいいか?)
・基本的な欲求としての内包、統制、情愛に関わる問題
・依存と反依存(逆依存)
-誰かが誰かに依存して責任回避をしていたり、グループの皆がリーダに依存して成員各自の自主性・自発性がまったく見られないようなグループになっていたり、といった「依存の問題」
-逆にコミュニケーションさえ一切拒否するような「反依存」状態が生まれてしまうという問題も起こりうる。
・戦うことや支配・統制
-「派閥間の抗争」などは、目に見える所まで表面化する場合さえある。
・身を引く
・ペアになる
-グループの成員間で様々な駆け引きや離散集合が行われる。一見わからない(見えない)形で心理的に上記の事柄が起こる場合もある。

 

 

埼玉県志木市館2-5-2鹿島ビル4F(柳瀬川駅 徒歩1分) TEL 048-476-4600 事務局対応可能時間:平日9時~17時(土日祝は、講座実施日でも事務局不在です)

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代表・柴田郁夫が執筆しました

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