【技能講習5】
技能講習「”キャリア・アンカー”の日本における効果的活用法~エドガー・シャインの組織心理学演習~」
どこに勤めようが共通している働く事についての価値観、それが「キャリア・アンカー」と呼ばれます。仕事を港に例えれば、どの港に寄港しようが(どんな
仕事に就こうが)そこでは自身の錨(アンカー)を降ろして停泊するのだ、というわけです。
MITの教授だったエドガー・シャイン博士が提唱した非常に有名な理論です。
この理論をその成立の背景にも遡って再度検討を加え、日本における効果的な用い方を皆で対話しながら考えていきます。
【本講座を受ける事で得られるメリット】
- キャリア・アンカーについての、ちょっと意外な成立の側面が知れる、など新たな視点・観点を得る事ができます。
- 他の人との体験や意見も参考にしながら、自分自身としての「キャリア・アンカー」の効果的な用い方を考える場とできます。
1.キャリア・アンカーの効果的活用を考える[講義30分、演習60分]
どうしても譲れない「最も大切なこと」(価値観)を表すといえる“キャリア・アンカー”。その概要を把握したのちに、どのような場面で、どのようにキャリア・アンカーがクライアントとの面談で使えるのか、等をはじめとして、その効果的な活用について考え、グループで対話をする。(以下に当日配布資料の一部を掲示)
2.日本人にとってのキャリア・アンカー、その応用 [講義30分、演習90分]
日本人にはキャリア・アンカーの形成は困難ではないか、というシャイン博士の意見を踏まえ、日本(東洋)とアメリカ(西洋)の自己形成プロセスの違いに言及。演習ではキャリア・アンカーテストをしたのちに、再度グループでのコミュニケーションを行う。(以下に当日配布資料の一部を掲示)
3.“キャリア・サバイバル”~シャインの組織心理学 [講義60分、演習90分]
シャイン博士の事績を辿り、氏が組織心理学の泰斗であり、また組織開発(OD)にも深く関わってきたことを確認したうえで、キャリアコンサルタントの立場から“キャリア・サバイバル”をどう捉えるか、またどう面談に反映させられるかについての視点を示したうえで面談演習を行う。(以下に当日配布資料の一部を掲示)
4.習得度評価
上記3での制作物および本講習で気づいた事、習得できた事などをきく「振返りシート」への記載内容で「習得度評価」とする。
【時間・費用】
10:30~18:35 ※最低開催人数4名(1週間前の時点で決定いたします)
※合計7時間 (昼休憩、途中休憩除く)
受講料 18,500円
(キャリアコンサルタント以外の方は、別途消費税がかかります)
【受講形態】
ZOOM
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