組織キャリア開発士養成講習について

 今回は「組織キャリア開発士」という資格についてです。この言葉は商標登録も行っております。これまで述べてきた組織開発(OD)について、より深く学べる「組織キャリア開発士養成講習」についてご説明します。

 この講習は、こちらの「NTLハンドブック」をベースにした、5日間のコースとなっています。

 実際にワークショップのファシリテーターになるということを目標にしています。キャリアコンサルタントの方々のスキルを延長することで、素晴らしいファシリテーターになれるということは、以前にも述べました。(前編後編

 講習では、キャリアコンサルタントの発展形としてのスキルを身に着けていただくことを実施しています。なおかつ、組織開発(OD)の知見や考え方について、学んでいただきます。そして、ODプラクティショナーやODコンサルタントを目指していただくことを考えています。そうなると、国家資格キャリアコンサルタントの仕事の幅も広がると考えています。

 この講習のメリットとして、法人を顧客とした、組織(集団)向けのコンサルテーションができるようになります。具体的には、研修やワークショップ、あるいは会議への同席なども含まれます。

 このコラムシリーズの中では、この「NTLハンドブック」の中から選んだトピックもあり、「クルト・レヴィン」も、組織開発(OD)の70年以上も続いている研究団体であるNTL=National Training Laboratoryの創始者でもあります。このNTLハンドブックで論じられている組織開発(OD)の知見とファシリテーションのスキルが学べるのが、「組織キャリア開発士養成講習」です。

上記コラムの説明動画です。

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(柴田郁夫)